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外国人住民向けにコロナワクチン情報発信。多言語コールセンターや17言語でのお知らせも

政府は日本に住む外国人住民に向け、新型コロナワクチンの接種に関する多言語でのコールセンターを設置しました。17言語でのワクチンに関するお知らせや説明書もあります。

厚生労働省は4月1日から、日本に住む外国人住民に向け、新型コロナワクチンの接種に関する多言語でのコールセンターを設置しました。

コロナワクチンは、日本に住む外国人も無料で受けることができます。

コロナワクチンに関しては、17言語でのお知らせや説明書もあります。

(この記事の、やさしい日本語版はこちらから)

厚生労働省の多言語での新型コロナワクチンコールセンターは8言語で対応し、時間などの詳細は以下の通りです。

<電話番号> 0120-761770(フリーダイヤル)

<受付時間>(土日・祝日も実施)

日本語・英語・中国語・韓国語・ポルトガル語・スペイン語:午前9時〜午後9時

タイ語:午前9時〜午後6時

ベトナム語:午前10時〜午後7時

2月に設置された日本語でのコロナワクチンに関するコールセンターに、4月1日から外国語7言語が加わった形です。

コロナワクチン接種に関し、英語や多言語での説明

日本在住の外国人へのワクチン接種については、首相官邸の新型コロナワクチンの特設サイトなどで、説明がされています。

このサイトには英語版のページがあり、日本でのコロナワクチン接種についての基本情報やQ&Aが英語で書かれています。

厚生労働省と首相官邸が2月に出した「新型コロナワクチンについて皆さまに知ってほしいこと」という全2ページのPDFのお知らせも英語版で掲載されています。

接種の優先順位や順番に関しては、医療従事者への接種が現在進行中で、4月以降に65歳以上の高齢者への接種が始まる予定です。

ワクチン接種までの流れとしては、住んでいる自治体から郵送で接種券が届き、接種への案内があります。

仮放免中の外国人もワクチン接種可能に

原則として住民票がある自治体から接種券が届きますが、住民票がない、難民申請中などで仮放免中の外国人に関しても、コロナワクチンの接種ができるとの発表がありました。

厚生労働省によると、仮放免中の外国人に関しては、自身が住む自治体に自分で申請をし、自治体が居住の実態などを確認してから接種券を発行、ワクチン接種をする流れになります。

17言語でワクチンの説明書やお知らせ

厚生労働省は、新型コロナワクチンの予診票、ファイザー社のコロナワクチンの説明書、接種のお知らせ例について、17言語でウェブサイトに掲載しています。言語は以下の通り。

英語、中国語(簡体字、繁体字)、韓国語、インドネシア語、タイ語、モンゴル語、タガログ語(フィリピン)、ポルトガル語、スペイン語、ベトナム語、ミャンマー語、ネパール語、クメール語(カンボジア)、フランス語、ロシア語、アラビア語

多言語版のお知らせや予診票について、厚生労働省はBuzzFeed Newsの取材に対し、特定の言語を使う外国人が多い地域によっては、ワクチン接種券と共に多言語でのお知らせを同封することもありますが、運用は自治体によると説明しました。

お知らせやワクチンの説明書は、厚生労働省のウェブサイトに掲載されているため、個人がダウンロードして読むことができます。


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(サムネイル:時事通信社)